21. 1579ヴァリニャーノにより司祭に推薦される

21ヴァリニャーノ

 弱冠34歳で東インド巡察師の肩書きで、実質イエズス会総長代理として来日したアレシャンドゥロ・ヴァリニャーノは日本に大きな足跡を残しました。

 第1に宣教ガイドライン『日本のカテキズモ』を著し、在日宣教師は日本の風習に従うべきとし、服装、食事、ふるまいにつき記しました。

 第2に日本人司祭を養成するための教育機関として、有馬と安土にセミナリヨ(神学校)、豊後府内にコレジオ(大学)、豊後臼杵にノビシャド(修練院:イエズス会入会の修練期のための施設)を設けました。

 第3に天正少年遣欧使節を企画しました。